[バンコク 18日 ロイター] 東南アジア株式市場は、大半が上昇して引けた。マニラ市場が過去最高値を更新したほか、バンコク市場も、強い国内総生産(GDP)統計に支援された。
マニラ市場の主要株価指数PSEi.PSIは0.67%高の6565.23で終了。先週付けた終値ベースの過去最高値6527.99を上回った。
ショッピングモール開発のSMプライム・ホールディングスSMPH.PSが3.2%高。2012年通期決算で利益の伸び率が目標を2年連続で上回った。
バンコク市場のSET指数.SETIは0.12%高。
10─12月期GDPが個人消費などが好調で予想を上回る伸びを示したことを受け、大手コンビニチェーンを運営するCPオールCPALL.BKなどの消費者関連株に選別買いが入った。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.15%高。商品関連商社のオラム・インターナショナルOLAM.SIが1.5%高と、STIの上昇を主導した。
ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.05%高。石炭大手ブミ・リソーシズBUMI.JKなどが買われた。
ホーチミン市場のVN指数.VNIはほぼ変わらずで、0.02%安の493.95で終了。大半のトレーダーはまだ連休から市場に戻っておらず、出来高は低水準だった。
一方、クアラルンプール市場の総合株価指数(KLCI).KLSEは0.43%安。金融持ち株会社RHBキャピタルRHBC.KLは1.4%安。