for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

WRAPUP1: アジア中銀、ドルの下落で自国通貨の上昇抑制に向けドル買い介入

 [ニューヨーク 8日 ロイター] 市場筋によると、ドルの下落が輸出に依存する国の経済を脅かすなか、アジアの中央銀行は8日の外国為替市場で、自国通貨の上昇を抑制するためドル買い介入を実施したもよう。

 アナリストによると、ドル買い介入を行ったとされるのは韓国、香港、台湾、タイ、フィリピンの中央銀行。インドネシア中央銀行も介入した可能性があるという。

 アジアの新興国は、既に米経済の回復の弱さと米国からの輸出需要の低迷で苦闘しているうえに、自国通貨が対ドルで上昇するという二重の打撃を受けており、これが度重なる介入につながっている。

 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシニア為替ストラテジスト、ウィン・シン氏は「自国通貨の上昇は輸出と経済成長にとって打撃となる。従って新興国市場の政策当局者は(自国通貨の)過剰な上昇を防ぐため最善を尽くしている」と指摘した。

 複数の市場参加者によると、ロシア中央銀行も今週、8日の14億ドルを含め、最大40億ドル規模のドル買い介入を実施したとみられている。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア為替ストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏によると、ロシアはドル買い介入を行った少なくとも6行の中銀のうちの1行とされている。

 これら中銀がドル買い介入を実施したとみられるものの、主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは一時0.9%下落し、14カ月ぶりの低水準となる75.798をつけた。

 アナリストは、中銀のこうした動きについて、自国通貨の一段の上昇を望まない国にとって問題をより深刻化させることになる世界的なリセッション(景気後退)の二番底に対するプロテクションでもあると指摘している。

原文参照番号[nN08536643](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN08536643]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up