(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル).DJI
終値 10015.86(+144.80)
始値 9873.55
高値 10027.73
安値 9873.48
前営業日終値 9871.06(‐14.74)
ダウ輸送株20種 4045.06 (+152.64)
ダウ公共株15種 377.80 (+0.94)
NYSE出来高概算 13.51億株
値上がり(銘柄) 2275
値下がり(銘柄) 763
変わらず 81
S&P総合500種.SPX
終値 1092.02(+18.83)
始値 1078.68
高値 1093.17
安値 1078.68
ナスダック総合.IXIC
終値 2172.23(+32.34)
始値 2165.83
高値 2173.95
安値 2157.48
フィラデルフィア半導体株指数.SOXX 334.51 (+4.51)
シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)終値 10205 (+125)大証終値比
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)終値 10190 (+110)大証終値比
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上昇し、ダウが終値ベースで1年ぶりに1万ドル台に乗せた。企業業績が市場の期待以
上に堅調なことや、9月の米小売売上高が予想を上回ったことが支援材料となった。
主要株価3指数はいずれも1%超の上昇となり、ダウの1万ドル台乗せは、金融危機で
投資家のリスク回避の動きが強まった1年前から景気の見通し改善で、市場がどれほど回
復してきたかを象徴している。アナリストは、ダウが1万ドルに達したことでさらなる投
資家の買いを誘発する可能性があるとみている。
メイフラワー・アドバイザーズのマネジングパートナー、ローレンス・グレーザー氏は
「ダウの1万ドル台乗せは主に心理的なものかもしれないが、多額の資金が投資されない
ままであることを踏まえると、これが投資家の行動を促す可能性がある」と指摘した。
JPモルガン・チェースJPM.NとインテルINTC.Oの決算が強い内容となったことも
アナリストの企業決算に対する楽観的な見方を支援した。
また、ドルが14カ月ぶり安値をつけたことも国際的に事業展開する企業の利益を押し
上げるとの見方から株式市場の支援材料となった。
JPモルガンの好決算を受けて今週発表を予定しているその他の金融機関の決算が強い
内容になるとの期待が高まった。JPモルガンは3.3%上昇。S&P金融株指数<.GSPF
>は3.4%高。
半導体大手インテルは1.7%高。前日発表した第3・四半期決算と第4・四半期の業
績見通しが市場予想を上回ったことが好感された。
米商務省が発表した9月の自動車を除く売上高は0.5%増と、2カ月連続で増加した
。アナリスト予想はプラス0.2%だった。
医薬品大手アボット・ラボラトリーズABT.Nは3.1%上伸。第3・四半期の利益が
市場予想を上回ったことが支援材料となった。
[東京 15日 ロイター]