[15日 ロイター] 欧州南部のユーロ加盟国であるギリシャ、イタリア、ポルトガ
ル、スペイン4カ国の公的債務残高や財政赤字をめぐり、今月格付け会社からの批判が相
次いだ。その結果、同4カ国の国債の対ドイツ連邦債利回りスプレッドは拡大している。
以下は同4カ国の財政赤字・債務残高に関するデータ。
*財政赤字比率(2009年見通し、対国内総生産=GDP比%)
ギリシャ :12.7
イタリア :5.3
ポルトガル:8
スペイン :9.5
*公的債務残高比率(09年見通し、対GDP比%)
ギリシャ :113.4
イタリア :115
ポルトガル:77.4
スペイン :53.4
*公的債務残高(09年見通し、単位:ユーロ)
ギリシャ :2970億
イタリア :1兆8000億
ポルトガル:1302億
スペイン :4789億
*外国人保有債務の割合
ギリシャ :77%
イタリア :42%
ポルトガル:80%以上
スペイン :44%
*10年物国債の対ドイツ連邦債利回りスプレッド
12月15日 12月8日 12月4日 6月15日 08年12月15日
ギリシャ : 257 217.2 190.4 169.9 220.4
イタリア : 82.2 81.9 78.7 105.8 135.9
ポルトガル: 67.1 65.5 54.5 94.3 97.1
スペイン : 61.9 59.7 57.1 76.4 81.8
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