(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル).DJI
終値 10444.14(+47.38)
始値 10396.53
高値 10452.38
安値 10390.86
前営業日終値 10396.76(‐9.22)
ダウ輸送株20種 4160.18 (+12.11)
ダウ公共株15種 374.21 (+0.65)
NYSE出来高概算 9.50億株
値上がり(銘柄) 1779
値下がり(銘柄) 1253
変わらず 118
S&P総合500種.SPX
終値 1122.97(+4.18)
始値 1119.12
高値 1123.73
安値 1116.66
ナスダック総合.IXIC
終値 2292.31(+11.63)
始値 2282.57
高値 2293.16
安値 2273.63
フィラデルフィア半導体株指数.SOXX 346.55 (+0.18)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 10230 (+90)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 10225 (+85)大証終値比
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上昇。2月の米小売売上高が予想を上回ったほか、新規失業保険週間申請件数が減少し
、景気の安定化が示された。
冬の厳しい気候により打撃を受けると予想されていた2月の小売売上高が強い内容とな
り、小売株を押し上げた。S&P小売株指数.RLXは1.3%高。
ディスカウントストア大手ターゲットTGT.Nは2.4%急伸。2月の既存店売上高が
2.4%増加したことが好感された。
小売売上高などが強い内容となる一方で、1月の住宅販売保留指数が予想に反して低下
するなどこの日の経済指標がまちまちとなったことを受け、米株市場は5日の雇用統計発
表を控えて一時、値動きの荒い展開となっていた。2月の雇用統計では非農業部門雇用者
数が5万人減少すると予想されている。
プルデンシャル・フィナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は
「新規失業保険週間申請件数と小売売上高は市場予想よりも良い内容だった。アナリスト
による一部企業の投資判断引き上げもあった」と語った。
トムソン・ロイターのデータによると、小売売上高を発表した28社のうち、76%が
アナリスト予想を上回った。
アバクロンビー・アンド・フィッチANF.Nは14.6%急伸。ズーミーズZUMZ.Oは
10.1%上伸。ファミリー・ダラー・ストアーズFDO.Nは8.1%上昇した。
S&P一般消費財指数.GSPDは1%高。
全米リアルター協会(NAR)が4日発表した1月の住宅販売保留指数は予想に反して
前月比7.6%低下し、90.4と2009年3月以来10カ月ぶりの低水準となった。
一方、商務省が発表した1月の製造業新規受注は前月比1.7%増加した。
住宅市場関連指標は最近弱く、この日の住宅販売保留指数データを受けて住宅建設株は
下落した。ダウ住宅建設株指数.DJUSHBは0.9%安。KBホームズも0.9%安。
証券会社のポジティブなコメントが好感され、航空機大手ボーイングBA.N、メディア
・娯楽大手ウォルト・ディズニーDIS.N、飲料大手コカ・コーラKO.Nはダウの上げを
主導した。
[東京 5日 ロイター]