[ワシントン 25日 ロイター] 米銀行監督当局は25日、地銀3行を閉鎖した。これで年初来の破たん件数は86件となった。
米連邦預金保険公社(FDIC)によると、破たんしたのはフロリダ州のペニンシュラ・バンク・オブ・イングルウッド、ジョージア州のファースト・ナショナル・バンク、ニューメキシコ州のハイ・デザート・ステート・バンクの3行。
ペニンシュラ・バンクの資産は6億4430万ドルで、プレミエ・アメリカン・バンク(マイアミ州)が受け皿銀として、預金を引き継ぐ。
ファースト・ナショナル・バンクの資産は約2億5250万ドル、ハイ・デザート・ステート・バンクの資産は約8030万ドルで、それぞれサバナ・バンク・ナショナル・アソシエーション(ジョージア州)、ファースト・アメリカン・バンク(ニューメキシコ州)が受け皿銀となって預金を引き継ぐ見通し。
今回の銀行破たんによりFDICが負担する金額は、合計2億8460万ドルと見込まれている。