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米消費者ローン裏付けのABS、失業率上昇で格下げの可能性は低い=フィッチ

 [ニューヨーク 24日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングスは24日、失業率の上昇が、消費者ローンを裏付けとした資産担保証券(ABS)の幅広い格下げにつながる可能性は低いとの見方を示した。

 フィッチは報告書で、失業率の上昇で自動車ローンやクレジットカードのローン損失は拡大しているが、資産担保証券には信用強化や安全性向上などの仕組みがあるため、格付けへの影響は緩和されると指摘した。

 消費者ローンを裏付けとするABSのうち、最上級格付けのABSは、大恐慌以来の失業率の影響にも耐え得るとしている。

 フィッチは、失業率が現在の4.8%から年末までに5.5%に上昇すると予想。これを大幅に上回る水準にならない限りは消費者ローンを裏づけとしたABSの格付けに影響が出ることはないと述べた。

 また、クレジットカードや自動車ローンを裏付けとするABSについて、「AAA」格付けの証券は、失業率が20%を上回らなければ影響が出ないとの見方を示した。

 「BBB」格付けのABSに関しては、自動車ローンを裏付けとしたABSは失業率が9%超、クレジットカードローンを裏づけとしたABSは失業率が11%に達しない限り影響はないとしている。

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