[ニューヨーク 9日 ロイター] 世界最大の債券ファンド投資会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の最高投資責任者(CIO)であるビル・グロース氏は9日、指標の米10年債US10YT=RR利回りが今週3%を越える水準に上昇すれば、米連邦準備理事会(FRB)が長期国債買い入れを開始する確率が高まる、との見方を示した。
グロース氏はCNBCとのインタビューで、FRBによる国債買い入れの開始日は債券・為替市場にとり「重要な日」になると指摘した。
また、米景気低迷は、政府が資産価格を支援する必要に迫られる「ミニ恐慌」にあると述べた。
さらに、FRBが今月実施するターム物資産担保証券貸出制度(TALF)については、PIMCOをはじめ投資家にとり魅力的とした。
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