(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル).DJI
終値 10402.35(+9.45)
始値 10387.77
高値 10438.55
安値 10339.17
前営業日終値 10392.90(+83.66)
ダウ輸送株20種 4060.52 (+54.63)
ダウ公共株15種 377.10 (+4.93)
NYSE出来高概算 11.21億株
値上がり(銘柄) 1793
値下がり(銘柄) 1227
変わらず 122
S&P総合500種.SPX
終値 1109.17(+2.42)
始値 1105.49
高値 1112.42
安値 1100.80
ナスダック総合.IXIC
終値 2243.87(+2.16)
始値 2233.33
高値 2249.80
安値 2228.93
フィラデルフィア半導体株指数.SOXX 343.54 (+1.02)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 10285 (+145)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 10275 (+135)大証終値比
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小幅高。前日の米連邦準備理事会(FRB)の公定歩合引き上げについて、株式市場で
は、金融システムが回復段階にあることを示す一方、金融緩和の解除が相場を圧迫しかね
ないとの見方が広がり、上値の重い展開になった。
週間では、ダウが3%高。S&Pは3.1%高で昨年11月下旬以来の好成績。ナスダ
ックは2.8%高で昨年12月下旬以来の好成績。
この日発表された1月の消費者物価指数(CPI)は予想を下回る伸びとなり、FRB
が早期利上げを迫られていないことを裏付ける内容となった。ただ投資家の間では、FR
Bが引き続き「長期間」政策金利をゼロ近辺に維持するのか、確証を得られていないとい
う。
プルデンシャル・フィナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は
「投資家はFRBが利上げに向かいつつあると認識しているが、問題は利上げが短期間に
行われるのか、それとも長期間に行われるかだ」と述べた。
FRBは、公定歩合の引き上げについて、金融市場状況の改善が背景と説明した。これ
がFRBによる支援の縮小を正当化するとの見方が広がるなか、金融株が買われ、フィラ
デルフィアKBW銀行株指数.BKXは1.3%高となった。
モルガン・スタンレーが、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)
BK.Nやノーザン・トラスト・コープNTRS.Oなど複数の銀行株への買いを推奨するなか、
BNYメロンは3.5%高、ノーザン・トラストは4.1%高。
フェデックスFDX.Nは2.1%高、USスティールX.Nは4.6%高。
一方、デルDELL.Oは6.7%安。前日発表した四半期の粗利益率は市場予想に届かな
かった。
[東京 20日 ロイター]