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東南アジア株式=総じて上昇、エジプト緊張緩和で投資意欲戻る

 [バンコク 14日 ロイター] 週明け14日の東南アジア株式市場の株価は総じて上昇した。エジプト情勢の緊張緩和や、中国のインフレ鈍化予想を受けて、新興市場株への投資意欲が復活。エネルギー株と銀行株に旺盛な買い意欲がみられた。

 ただ出来高は比較的低水準。東南アジア企業利益に対するインフレ圧力が強まりつつあることへの警戒感を反映している。

 ジャカルタ市場とクアラルンプール市場はともに出来高が30日平均の約0.7倍に減少。両市場は翌15日が休場となる。他市場の出来高も同様で、バンコク市場は同0.7倍。

 資金の流れはまちまちだった。海外勢はインドネシア株を2億ドル近く買い越した。買い越し額としては約2カ月ぶりの大きさだった。一方、海外勢はフィリピン株を800万ドル分売り越した。フィリピン株の売り越し額は前営業日までの9営業日で8800万ドル(いずれもトムソン・ロイター調べ)。

 クアラルンプール市場は6900万ドルの売り越し。先週の売り越し額は計5億7200万ドルだった。一方、バンコク市場は6500万ドルの買い越し。先週は3億6600万ドルの売り越しだった(いずれも証券取引所調べ)。

 アジア全般では、エジプトのムバラク大統領辞任の報が投資家に安心感を与えた。市場参加者はさらなる手掛かり材料として、15日発表予定の中国のインフレ統計に加え、米小売売上高や米消費者物価など、今週相次いで発表される米経済指標に注目している。

 14日は、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIが0.88%高、クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI).KLSEは0.72%高。両市場は先週、週間ベースで約9カ月ぶりの大幅下落を記録した。

 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.74%高で終了。バンコク市場のSET指数.SETIは1.84%高。マニラ市場.PSIは1.27%高。

 ベトナム市場のVN指数.VNIは1.14%安。先週の弱気な地合いを引き継いでいる。

 値上がりが目立った銘柄では、フィリピンの銀行2位、メトロポリタン・バンク・アンド・トラスト・カンパニー(メトロバンク)MBT.PSが2.4%高。同株は先週10%超下落していた。またタイのカシコーン銀行KBAN.BKは6%近く上伸した。

 シンガポールの農産品専門商社オラム・インターナショナルOLAM.SIは最大で2%高の3.08シンガポールまで値を上げた。ドイツ銀行は同株の投資推奨を「ホールド」から「バイ」に引き上げたほか、目標価格も2.68シンガポールドルから3.60シンガポールドルに上げた。同株は先週、9月以来の安値を付けていた。

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