中国、2011年の鉄道投資計画を大幅削減＝経済観察報

　［北京　２９日　ロイター］　２９日付の経済観察報（電子版）によると、中国鉄道省は２０１１年の設備投資計画を当初予定の７０００億元から４０００億元に削減することを決めた。

　中国鉄道省では、２月に劉志軍前鉄道相が規律違反の疑いで解任された。

　鉄道投資の大幅削減は、中国経済の重要なけん引力となっている設備投資全体に重しとなる。エコノミストによると、中国の鉄道インフラへの直接投資が設備投資全体に占める比率は約３％だが、下流部門も含めると、間接的な影響ははるかに大きくなる見通し。