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欧州保険会社対象のストレステスト、約10%が不合格=EIOPA

 [ロンドン 4日 ロイター] 欧州連合(EU)の欧州保険・年金監督機構(EIOPA)は4日、欧州の保険会社を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を発表し、株価・不動産価格の急落や金利低下に伴う厳しい経済環境を想定したシナリオの下、約10%の13社が資本増強を余儀なくされるとの見解を示した。

 同シナリオの下、EUが準備を進めている保険会社の資本規制「ソルベンシーII」に基づく自己資本の最低基準に対し、13社の資本不足は総額44億ユーロ(62億ドル)。13社の社名は明らかにされなかった。

 ただ、EIOPAのベルナルディーノ会長は記者団に対し「欧州の保険業界が全般的に衝撃を吸収し得るしっかりとした資本基盤を有していることが示された」と述べた。

 また、ソブリン債利回りが急上昇することを想定したシナリオの下では、6社が資本不足に陥ることが明らかになった。6社全体の資本不足は25億ユーロ。

 ただ、ベルナルディーノ会長は、デフォルト(債務不履行)リスクを抱えるユーロ圏周辺国債への欧州保険業界のエクスポージャーは「管理可能」との認識を示した。

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