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為替こうみる:FRB議長の弱気発言でドル一段安=三菱UFJ証 塩入氏

 <三菱UFJ証券クレジット市場部部長代理 塩入稔氏>

 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長の議会証言は、非常に悲観的だった。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の米実体経済への影響懸念が徐々に現実的になってきており、大幅利下げの必要性を示唆したと受け止めている。

 しかし、以前は利下げの話題になると株価が堅調になる傾向が見られたが、最近はそうした動きにならず、株安に対して利下げが効かなくなってきたのではないか。

 ドル/円は、107円後半でもみあってから、もう少し反発の余地を探る展開も想定されていたが、バーナンキ議長の弱気な発言などを受けて(日中は)上値は重くなるだろう。例えば、きょう106円前半で欧州時間に移れば、一段の売りが出て、(17日海外市場で付けた)105.92円を割り込む可能性もある。その下は50銭刻みのオーダーだ。

 さらに米株価が一段安となれば105円割れにもつながりかねない。前日海外市場で108円台に乗せられなかったことは相当に印象が悪い。ドル安だけでなく、クロス円も崩れ、ドル/円も重くなるだろう。ユーロに関しては欧州中銀(ECB)当局者から利上げのトーンは下がってきている。ユーロは強気一辺倒ではない。

 (東京 18日 ロイター)

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