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為替こうみる:米雇用統計悪化なら90円割れ、介入警戒感で下げ止まり=住友信託 飯塚氏

 <住友信託銀行・為替マーケットメークチーム主任調査役 飯塚長生氏>

 欧州中銀(ECB)と英中銀(BOE)の利下げに関しては、ほぼ想定の範囲内だ。ECBに関しては「次」がトリシェ総裁からコメントされていないし、いったんは打ち止めという雰囲気も見受けられる。市場の予想を上回る利下げ幅だったことに関し、利下げ幅が十分かどうかの判断は難しいが、まずはECBの姿勢をマーケットは好感したのだろう。前日夕方は英ポンド/円が大きく売り込まれたが、実需のフローが出ていたようだ。

 きょうからあすにかけては米雇用統計と米自動車業界救済に関する公聴会が注目されている。雇用統計は悪化が予想されているが、ドルに対するセンチメントは悪い。ある程度織り込まれているとは思うが、ドルは売られるのではないか。特に対円では上値が重くなっているし、米株が急上昇しない限りドル/円の戻りは限定的とみている。また、予想より悪ければ90円割れもあるだろう。

 年内のレンジ予想は87―97円。下値を87円とみるのは、介入警戒感だけだ。年内だと、海外勢が年度末で積極的な売買を手控えることも、もう1つの要因になる。

 (東京 5日 ロイター)

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