[東京 21日 ロイター] カプコン9697.Tの阿部和彦常務は21日、今年3月に発売して大ヒットとなった「バイオハザード5」の2010年3月期の販売本数が当初計画の80万本を上回る可能性があるとの見方を示した。ロイター・テクノロジー・サミットで語った。
同ソフトは3月の発売から1カ月間に全世界で440万本を販売した。阿部常務は、今期の販売状況も「極めて好調だ」とし、4月だけで57万本が売れたことを明らかにした上で、今期は計画を上回って100万本を超える可能性があるとの見方を示した。すでに500万本を超えた同ソフトの販売は「ライフタイムで600万、うまくいけば700万本は売れる。それを今期から来期にかけてやっていく」と述べた。
バイオハザード5は、ソニー6758.Tの「プレイステーション3(PS3)」と米マイクロソフトMSFT.Oの「Xbox360」に提供している。任天堂7974.OSの「Wii」への提供については「やるかやらないかは決めていない」とした。ただ「これまでのソフトもPS3やXbox360に提供した後にWiiへの展開はやってきている。基本的にはそういうことをやっていくことを考えている」と述べた。
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