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預金保険機構、振興銀の受け皿にイオン銀を選定 譲渡金額は24.8億円 

 [東京 30日 ロイター] 預金保険機構は30日、昨年破たんした日本振興銀行の受け皿金融機関に、イオン8267.Tグループのイオン銀行を選定したと発表した。イオン銀行は12月末をメドに、機構が保有する第二日本承継銀行の全株式(19.8億円)と振興銀が保有する貸付債権の一部(5億円)を譲り受ける。イオン銀は承継後2年をメドに第二日本承継銀行と合併する予定。行員や店舗は、原則維持する。

 会見したイオン銀の片岡正二社長は「収益構造の多様化を図りたい。イオンの基本理念に地域貢献がある。地域に貢献できる貸し出しができればと思う」と語った。イオン銀行のコア業務はあくまで個人向けサービスとし、法人向けは、補完的な役割と位置付けている。

 イオンとのシナジーについては「ショッピングセンターのテナントや商品納入業者等に金融サービスを提供することで、イオンとのシナジーが出る」とした。

 イオン銀は4年前に開業。グループの店舗で預金や住宅ローンなど個人向けサービスを行ってきた。全国に76店舗、1857台のATMを保有している。口座数は217万口座、預金は9312億円、貸出金は3251億円。

 承継銀行の8月末の預金残高は1670億円、貸出金残高は300億円、有価証券残高は1980億円。

 中小企業向け貸し出しを専門に手掛けてきた日本振興銀行は、昨年9月に経営破綻し、ペイオフが初めて実施された。受け皿選定に際しては、7者の応募があったという。預金保険機構が書類審査を行い4者が通過。4者に対して事業計画書の提出を求め、期日までに提出のあった2者で審査を行い、イオン銀行に決まった。

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