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[東京 18日 ロイター] パナソニック6752.Tは18日、インドに初の研究開発拠点を設立したと発表した。インド市場に特化した家電製品や環境エネルギー製品を開発する。
同日付で、インド・ハリアナ州のグルガオンに「パナソニックR&Dセンターインド」を設立。人員は5人。本社の研究開発部門から2人、AV機器部門から1人、パナソニック電工から2人を派遣し、インド市場に適したAV機器や白物家電、環境エネルギー商品を開発する。
2012年4月には、同じハリアナ州でグルガオンから約45キロメートル離れたジャジャールに工場団地「パナソニックテクノパーク」を建設する。エアコン工場(投資額50億円強・生産能力は年100万台)、洗濯機工場(投資額25億円・年40万台)、溶接機工場(投資額14億円・年2.5万台)が入り、それぞれ同年8月から稼働する予定。
パナソニックは、新興国戦略の重点地域として、インド市場で2011年度に1000億円、2012年度に2000億円の売上高を計画している。