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WRAPUP1: バフェット氏の金融保証会社救済案、市場は懐疑的

 [ニューヨーク 12日 ロイター] 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が自ら率いる投資会社バークシャー・ハザウェイBRKa.Nを通じ、MBIAMBI.N、アムバック・フィナンシャル・グループABK.N、FGICの金融保証会社3社に対し8000億ドルの地方債再保証を提案したことを明らかにしたが、クレジット市場ではこの提案に対して懐疑的な見方が出ている。

 アナリストによると、バフェット氏の再保証提案の対象になっているのは最上級の格付けを持つ地方債だけで、これらの保証会社が支払う再保証料は非常に高くなる可能性があり、メリットはあまりないという。しかも、サブプライムローン関連のよりリスクのある資産は再保証の対象になっていない。

 アレジアント・アセット・マネジメントのファンドマネジャーは「バフェット氏は最良の資産しか引き受けない。よりリスクのある資産は再保証しない。従ってこの取引は金融保証会社にとって最後の手段になるような性質のものだ」と述べた。

 バフェット氏の計画によると、再保証料はこれら金融保証会社が受け取っているプレミアムの50%増し。

 同氏がCNBCとのインタビューで保証会社救済案を示したことでこの日の株価は急伸し、債券相場は下落した。

 バフェット氏からは今の追加コメントは得られていない。

 バフェット氏の提案が実施されれば、これらの金融保証会社から最良資産がなくなる可能性があるため、この日の株式市場でMBIAは7.7%、アムバックも6.8%それぞれ下落した。

 バフェット氏がCNBCに明らかにしたところによると、3社のうち1社が提案を拒否し、残り2社からはまだ回答を得ていないという。バフェット氏は「金を稼ぐのが目的。無料奉仕ではない」と述べている。

 前出のファンドマネジャーはバフェット氏の提案について「3社はいずれも提案には応じないだろう」と述べた。

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