[ブリュッセル 13日 ロイター] 国際会計基準審議会(IASB)は13日、世界的な信用収縮を受け、時価会計の適用基準を一部緩和することを承認した。
即時実施する。
これに先立ち、米証券取引委員会(SEC)は、金融機関が保有する時価評価の難しい資産について、極端な低価格での資産評価を会計処理に反映する必要はないとの判断を示していたが、IASBは今回、これに追随することを承認した。
IASBが設定する国際会計基準は、欧州連合(EU)加盟国を含め世界100カ国以上で利用されている。
IASBが修正したのはIAS39号。今回の修正により、金融機関は、保有する一部の金融資産の分類を変更し、時価会計の適用を不要にすることができる可能性がある。
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