[テヘラン 8日 ロイター] イランは近く、国産の対空防衛システムを発表する見通し。このシステムは、ロシアのS─300対空防衛ミサイルシステム級の威力を持つという。国営イラン通信(IRNA)がイラン空軍司令官の話として伝えた。
ロシア国営武器商社は1月、S─300システムをイランに納入する計画を実行するかどうか、明言を避けていた。
IRNAによると、イラン空軍の司令官は「新たな国産の対空防衛システムが近い将来に発表されるだろう。これは、S─300並み、それ以上の威力を持つ」と述べたという。
イランの核関連施設を空からの攻撃から防衛するために使われる可能性があるロシアのS─300対空防衛システムのイラン向け売却は、ロシアと米国、イスラエルとの関係に影響を及ぼす問題となっており、米国とイスラエルは、ロシアに売却を撤回するよう求めている。
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