[モスクワ 29日 ロイター] ロシアの情報機関の指示でスパイ活動を行っていた容疑で米当局が10人を逮捕したことについて、ロシア上院のマルゲロフ外交委員長は「矛盾する」情報を得ているとし、米国の措置だけで事態を結論づけるべきではないとの見解を示した。
ロシアの情報機関、対外情報局は、米国のスパイ容疑についてコメントしなかった。
インタファクス通信によると、ロシア外務省報道官は「事態の説明を受けていない。説明を望む」と述べた。メドベージェフ大統領がワシントンを訪問した直後であり、報道官は逮捕のタイミングについて皮肉った。