for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE1: アジア通貨動向(25日)=ウォン急落、複数のアジア中銀が介入

 [シンガポール 25日 ロイター] 25日のアジア通貨市場では、朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて、韓国ウォンが1年2カ月ぶりの安値をつけた。

 市場筋によると、韓国当局のほか、インドネシアとフィリピンの中銀も、自国通貨防衛の為替介入を実施したもよう。

 ウォンKRW=は一時4.5%安の1ドル=1272ウォンまで下落。北朝鮮の金正日総書記が軍に対して戦闘準備をとるよう命じたとの聯合ニュースの報道が嫌気された。

 あるトレーダーは「ドル/ウォンは1250ウォンを抜けた後、ショートカバーが入った」と述べた。

 ウォンはその後、輸出業者の買いや韓国当局の介入で下げ渋り、2.8%安で終了。1日の下落率としては、2009年3月以来の大きさとなった。

 ソウルのあるトレーダーは「オフショア市場を中心にドル買いが入った。オフショア市場ではこの数カ月、ウォン高進行への期待からドルが売られていた」と述べた。

 テクニカル指標は、ウォンが下げ止まることを示唆している。ウォンは1週間で9%下落。ボリンジャーバンドとRSIは売られ過ぎのゾーンに入っている。

 ただMACDは、1300ウォンに向けて一段とウォン安が進むことを示唆している。

 インドネシアルピアIDR=は1.3%安の1ドル=9379ルピアと、2月上旬以来の安値。中銀はルピア支援の介入を行ったもよう。

 ペソPHP=は約1%安の1ドル=47.10ペソで、09年12月以来の安値。フィリピン中銀もドル売り介入を実施したとみられる。

 インドネシアとフィリピンの中央銀行は、自国通貨の急落に対応するため、先週から連日のようにドル売り介入を行っているとされる。

 ドル/人民元のノンデリバラブル・フォワード(NDF)は上昇した。商いは低調。ユーロ圏債務危機を受けて市場がもともと神経質になっているところに、北朝鮮情勢の緊迫化が加わった格好となった。

 1年物のドル/人民元NDFCNY1YNDFOR=は6.7530元で、前営業日終値の6.7200元から上昇。相場が織り込む今後1年間の人民元上昇幅は1.11%で前営業日の1.60%から低下した。

 *0730GMT(日本時間午後4時30時分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 シンガポールドル   1.4167

 台湾ドル    32.245

 韓国ウォン   1250.90

 タイバーツ    32.53

 フィリピンペソ 47.07

 インドネシアルピア 9360.00

 インドルピー 47.42

 マレーシアリンギ 3.3550

 人民元       6.8295

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up