[サンフランシスコ 9日 ロイター] 米通信大手AT&TT.Nは9日、米アップルAAPL.Oのタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」の一部ユーザーの電子メールアドレスが流出したと明らかにした。自社のネットワークセキュリティの脆弱性が原因としている。
AT&Tによると、流出したのは電子メールアドレスだけで、問題が発覚した翌日の8日までにセキュリティの問題は修正したという。同社は、米国内でiPadと携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」向けの無線通信サービスを独占的に提供している。
この問題は米ウェブサイト「Gawker」が最初に報じたもので、ハッカーグループがiPadユーザーの電子メールリスト10万件以上を入手したと伝えていた。
この件について、アップルからのコメントは得られていない。