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カイロの大規模デモ呼びかけに10万人以上が集結、軍はデモ参加者を攻撃しないと表明

 [カイロ 1日 ロイター] エジプトの首都カイロでは、ムバラク大統領の退陣を求める反政府デモが一段と拡大し、改革派や野党勢力は100万人に上る大規模なデモを呼び掛けている。

 一方、軍はデモ隊に対して銃撃などを加えることはないと表明。民衆が不満を示すのは合法的であり、平和的なデモを行う権利があるとの見解を示した。

 軍部がデモ隊を強制排除しない方針を表明したことは、ムバラク大統領にとって政権を維持する上で大きな打撃になるとみられる。

 ムバラク大統領は改革の姿勢を示すため、国民に人気の高いオマル・スレイマン氏を副大統領に指名。スレイマン副大統領は反対派に対話を呼びかけたが、野党勢力はそれを受け入れる姿勢を見せていない。

 タハリール広場にはこの日、10万人を超えるデモ参加者が集結。それを戦車や装甲車や見守る形となっている。

 デモ参加者の一人は「ムバラク大統領が飛行機で国外に脱出すること以外、われわれが受け入れられることは何もない」と語った。

 デモ参加者には弁護士や学生、女性なども多く含まれ、ムバラク大統領に反対する勢力の広がりを示している。

 一方、米政府は情勢が緊迫感を増すにつれ、改革と自由な選挙を求める声を強めているが、ムバラク大統領が失脚した場合にイスラム原理主義勢力が勢力を拡大することを懸念している。

 ノーベル平和賞受賞者であるエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は、暫定的な指導者に就任して民主的な選挙を行う考えを示しているが、多くの国民は国外でキャリアを積み重ねてきた同氏に対し、冷めた目を向けている。

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