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〔情報BOX〕米債務上限問題をめぐる最新情勢(7月27日時点)

 [ワシントン 27日 ロイター] 米連邦債務の上限引き上げ問題をめぐる7月27日時点の最新情勢は以下の通り。

 *共和党のベイナー下院議長、財政赤字削減案の改訂版提示。新案はまず、債務上限を9000億ドル引き上げ、向こう10年で実質的に9170億ドルの歳出を削減、その後さらに1兆8000億ドルの歳出削減を検討する内容。保守派に配慮して、実質的な歳出削減幅を拡大。

 *ベイナー下院議長、共和党議員に対し、提案への反対を取り下げるよう説得。自身の案が大幅な歳出削減を勝ち取る最大の機会と強調。

 *民主党のリード上院院内総務案も修正中。CBOによると、実際の歳出削減は2兆2000億ドルにとどまり、同案の想定を約5000億ドル下回るため。民主党は、2012年11月の選挙までの資金を確保できるよう、少なくとも2兆4000億ドルの債務上限引き上げを望んでおり、共和党の要求どおり、それと同額の歳出削減を目指している。

 *上院民主党、ベイナー議長の提案は上院を通過しない、とけん制。

 *議員によると、民主党のリード上院院内総務、共和党のマコネル上院院内総務、共和党のベイナー下院議長が、事態の打開に向けて協議。

 *米財務省、債務上限を引き上げなければ、8月2日以降の借り入れは不可能と表明。すべての支払いを履行できるか保証できない、とも。

 *ホワイトハウスのカーニー報道官、合意に向けて残された時間はわずかと強調。互いに協力して合意するよう民主・共和両党に呼びかけ。

 *世界の主要株式市場は大幅に下落。一方、今週売られていたドルは回復。金は一時、過去最高値をつけていたが、その後は下落に転じる。

 *米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のシャーマ社長、議会の委員会に出席し、米国がデフォルト(債務不履行)するとは考えていない、と発言。しかし、米国がAAAの格付けを維持するには、債務負担軽減に向けた信頼できる計画が必要、との見方も示す。

 *日銀の亀崎英敏審議委員、米債務協議の難航が外国為替市場にかなりの影響を及ぼしている、との見方示す。仮に米国債がデフォルトとなれば、日本の金融システムに深刻な影響を与える可能性がある、とも。

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