[ベンガルール 4日 ロイター] - インド自動車最大手のスズキ子会社マルチ・スズキは今後7年から10年の間に純ガソリン車を段階的に廃止する。現地紙エコノミック・タイムズが幹部の話として報じた。
インド政府が掲げる環境関連の目標に沿って商品ラインアップを最適化する考えだという。
マルチの最高技術責任者(CTO)、CVラマン氏は同紙に「今後10年間で、私たちは全ての車両を転換する。純ガソリン車はなくなり、電動化されるか、圧縮天然ガス(CNG)やバイオ燃料で走るようになる」と語った。
同社は2020年4月にディーゼル車の生産を終了しているが、完全な電気自動車(EV)を発売するのは25年以降になるとしている。
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