[ベルリン 18日 ロイター] - 共産主義の父とされるカール・マルクスの出身地、ドイツのトリーアで、5月5日の生誕200年を前に、記念に発売された「ゼロユーロ紙幣」の印刷が追い付かない状況となっている。
3ユーロで販売されているこの紫色の紙幣にはマルクスの顔が描かれ、本物のユーロ紙幣にそっくりだが「記念」と記されている。観光当局は、すでに5000枚を販売しており、さらに2万枚を増刷するとしている。
記念品にはほかに、ひげを生やしたマルクス姿で翼に「資本論」を挟み込んだゴム製のアヒルなどがある。中国政府から寄贈された重さ3トンのマルクスのブロンズ像も落成の予定。
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