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発掘された石器と「マストドン」の骨、人類の米州到達時期示唆か
2017年4月28日 / 05:09 / 7ヶ月後

発掘された石器と「マストドン」の骨、人類の米州到達時期示唆か

[ワシントン 26日 ロイター] - 科学者らによると、米カリフォルニア州サンディエゴ郡で石器と有史以前の大型哺乳類「マストドン」の骨が折れた状態で発掘され、これまでに分かっているよりはるか以前の13万年以上前に、人類が米州に到達していた可能性が示されたという。発掘の結果は、科学誌ネイチャーに掲載された。

 4月26日、科学者らによると、米カリフォルニア州サンディエゴ郡で石器と有史以前の大型哺乳類「マストドン」の骨が折れた状態で発掘され、これまでに分かっているよりはるか以前の13万年以上前に、人類が米州に到達していた可能性が示されたという。発掘の結果は、科学誌ネイチャーに掲載された。提供写真は発掘現場の様子(2017年 ロイター/San Diego Natural History Museum)

マストドンの骨とともに、ハンマーや鉄床などの基本用具5点も見つかった。状況証拠の段階だが、現代人と同種またはネアンデルタール人のような絶滅種の人類が存在したことが示唆されたとみられている。

サンディエゴ自然史博物館の古生物学者トム・デメア氏は、これまで米州に人が到達したのは1万4000─1万5000年という説が広く受け入れられていたが、サンディエゴの発掘現場はそれより10倍近く古いことになると述べた。

今回は人骨が発見されていないものの、石器やその使用による衝撃痕、マストドンの四肢骨と臼歯が死後間もなく破壊されたとみられ、科学者らは人間の関与が示されたとしている。

一方、この説に疑問を持つ人々は、この場所が1992年に始まったハイウエーの工事現場だったことから、骨は古代人ではなく現代の重機によって破壊された可能性があると示唆している。

現代人のホモサピエンスは、20万年ほど前にアフリカに出現し、その後世界に拡散したとされている。米州到達の時期は、議論の対象となっている。

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