December 19, 2017 / 12:01 AM / 6 months ago

英首相、離脱交渉方針を議会に説明 現状維持の移行期間に懸念も

[ロンドン 18日 ロイター] - メイ英首相は18日、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る交渉方針などについて議員らに説明を行った。EU単一市場へのアクセスをおおむね維持する「移行期間」計画への理解を求めたが、離脱の意味合いが薄まることを懸念する一部の離脱支持派議員からは疑問の声が上がった。

 12月18日、英国のメイ英首相はEU離脱を巡る交渉方針などについて議員らに説明を行った。ブリュッセルで14日撮影(2017年 ロイター/Eric Vidal)

EU首脳は15日、ブレグジットを巡る交渉について、移行期間や将来の通商関係を協議する「第2段階」に入ることを正式に承認した。

メイ首相はこうした進捗(しんちょく)を議会に報告し、円滑な離脱に向けた約2年間の移行期間の枠組みを提示した。

「これは円滑なブレグジットを果たすという確実性を雇用主や家庭にもたらすことにつながる」と説明。先週合意した指針は交渉を「早急に進展」させたいという考えがEUと共有されていることを示していると付け加えた。

メイ首相が提示した移行期間の枠組みは同首相がこれまで示していたものと変わらず、EU側の意向ともおおむね一致しているが、依然としてブリュッセルにおける交渉に委ねられる。

首相は「これから交渉が始まるこの厳格に時間を限った移行期間において、われわれはEUを去っているため、単一市場もしくは関税同盟にはとどまっていないだろう」と指摘。その上で「将来のパートナーシップを支える新たなプロセスや新たなシステムを準備・実行する間、双方の市場へのアクセスを維持することを提案するだろう」とした。

メイ首相は移行期間中に新たな移民制度の準備に向け、英国に入国するEU市民の登録を開始したい意向や、EU諸国以外との貿易協定の締結したい考えを示した。

しかし、保守党の離脱派議員ジェイコブ・リース・モグ氏はEUの交渉指針について、英国を「EUの属国、植民地、奴隷」のようにするものだと批判。メイ首相に拒否するよう要請した。

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