October 25, 2018 / 3:18 AM / a month ago

英与党議員ら、重要会合でメイ首相に忠誠示す 交代論収束も

[ロンドン 24日 ロイター] - メイ英首相は24日、保守党議員の会合で演説を行った。メイ氏の欧州連合(EU)離脱方針を巡り党内の不満が強まっていたにもかかわらず、会合に出席した議員らは首相を歓呼の声で迎えるなどして忠誠を示したため、首相の交代論がしぼむ可能性もある。

 10月24日、メイ英首相は、保守党議員の会合で演説を行った。メイ氏の欧州連合(EU)離脱方針を巡り党内の不満が強まっていたにもかかわらず、会合に出席した議員らは首相を歓呼の声で迎えるなどして忠誠を示したため、首相の交代論がしぼむ可能性もある。写真はロンドンで撮影(2018年 ロイター/Peter Nicholls)

メイ首相は前週のEU首脳会議で英国のEU離脱を巡って合意することができなかった。また、移行期間の延長を検討する意向を示したことには、党内の強硬な離脱推進派と親EU派の双方から批判が噴出した。

そんな中、首相は「1922委員会」と呼ばれる保守党一般議員で構成する重要組織の会合で演説することを自ら申し出ていた。

首相が会合の会場に到着すると議員らの歓呼の声で包まれた。参加者らによると、演説は順調に進められた。ただ、党内の不満を抑えるために事前の根回しがあったとの批判の声も聞かれた。

強硬離脱派のある議員は「少なくとも今夜は、首相は見事に党を一つにまとめた」と述べた。

4月に内相を辞任したアンバー・ラッド氏は会合後「多くの議員は首相が国のために政策を遂行することを支持しており、それを首相に気付いてほしいと真に考えている」とコメントした。

<一致団結>

世論調査会社イプソス・モリが24日公表した調査によると、メイ首相がEU離脱交渉で好ましい合意を引き出すとの期待を持てない有権者は全体の78%と、9月の70%から上昇し、過去最高に上った。

ただ、保守党議員の多くはEU離脱の直前に首相を辞任に追い込むことには消極的で、総選挙となれば野党・労働党に政権奪取を許すことになるとの懸念もある。

この日の会合に参加した別の議員は「余りにもリスクが大きいため、党の大多数は一致団結することを求めている」と述べた。

保守党議員48人が1922委員会の委員長に要請すれば、首相に対する不信任案の採決が行われる。

サンデー・タイムズは議員46人が採決を求める書簡を送付済みと報じており、BBCの政治担当編集者は22日に48人には達していないと述べている。委員長が受け取った書簡の数は非公表。

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