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マツダ、4─6月期は195億円の営業赤字 円安で最終黒字を確保

 8月9日、マツダが発表した2022年4─6月期連結決算は、営業利益が195億円の赤字(前年同期は261億円の黒字)だった。写真は同社のロゴ。仏メリニャックで2019年4月撮影(2022年 ロイター/Regis Duvignau)

[東京 9日 ロイター] - マツダが9日発表した2022年4─6月期の連結決算は、営業利益が195億円の赤字(前年同期は261億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中国・上海でのロックダウン(都市封鎖)の影響で部品が不足し、出荷が減少した。為替の評価益などで最終黒字は確保した。外部環境の先行きが不透明なため、23年3月期通期の業績予想は据え置いた。

4─6月期の営業利益に対し、出荷台数減少などで680億円、原材料高などで300億円それぞれ押し下げた。値上げや販売費用抑制などで220億円、為替の影響で179億円押し上げたが、補えなかった。売上高は前年同期比23.2%減の6172億円、最終利益は31.8%増の149億円だった。

毛籠勝弘専務執行役員は会見で、4─6月期は「想定通りだが、スロースタート」と指摘。上半期(4─9月期)での営業利益の通期予想に対する進捗率は40%以上を目指すと述べた。「下期はだんだん円高方向(に振れる)とみており、地政学リスクもある。楽観できない」と語った。

毛籠専務はまた、半導体の調達について「不安定な状況が2023年度中(24年3月期)は続く」との見方を示した。汎用品への設計変更や調達先の多様化、調達契約の長期化などの対策を講じているという。

4─6月期の生産は前年同期比22%減の20万9000台だった。都市封鎖の影響で4月から5月にかけて減産に追い込まれた。会見に同席した川村修常務執行役員は、都市封鎖の解除や半導体の代替調達などで6─7月の生産は回復しており、7─9月期は「30万台レベル」の生産を見込むと説明。従来からの通期出荷計画118万台は達成するとの見通しを示した。

通期の営業利益予想は従来通りの前年比15.1%増の1200億円。アナリスト18人の予想平均値(IBESがまとめたコンセンサス予想)1296億円とほぼ同水準となっている。

通期の売上高は同21.8%増の3兆8000億円、純利益は同1.9%減の800億円をそれぞれ見込む。

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