August 1, 2019 / 6:45 AM / 21 days ago

マツダの4―6月期営業益8割減、日米中の販売不振と為替響く

[東京 1日 ロイター] - マツダ(7261.T)が1日発表した2019年4―6月期連結決算は、営業利益が前年同期比で78.8%減少した。日本、北米、中国など主力市場で販売が落ち込んだほか、円に対するユーロ安や豪ドル安などによる為替影響も利益を押し下げた。今後、挽回を目指し、20年3月期通期の業績予想は維持した。

 8月1日、マツダが発表した2019年4―6月期連結決算は、営業利益が前年同期比で78.8%減少した。日本、北米、中国など主力市場で販売が落ち込んだほか、円に対するユーロ安や豪ドル安などによる為替影響も利益を押し下げた。写真はニューヨークで4月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

4―6月期の営業利益は69億円で、リフィニティブが集計したアナリスト10人の予測平均値185億円の半分以下だった。

営業利益に対し、為替変動で108億円、出荷台数の減少や販売車種の構成変化などで60億円がマイナスとなった。

マツダでは、1円振れるごとにユーロと豪ドルでそれぞれ24億円、米ドルで6億円変動する。4-6月期の為替レートは1米ドル110円と前年同期から1円の円安、1ユーロは124円と7円の円高となった。

会見した藤本哲也・常務執行役員は、米ドルに比べてユーロや豪ドルは為替変動に対する自社の耐性が弱く、ユーロ安や豪ドル安への対策として「(商品の)値上げ、コスト改善、固定費の見直し」を挙げた。「現地生産車はなかなか値上げしにくいが、日本から輸出している豪州などの市場では値上げできる」と述べた。

4―6月期の純利益は74.5%減の52億円、売上高は2.7%減の8489億円だった。

4―6月期の世界販売は12%減の35万3000台だった。量販車の「マツダ3」が新旧モデルの切り替え時期にあるほか、台数規模の大きい中国の主要モデルが商品改良車の導入前であることなどを踏まえ、期初は7%減の37万7000台を計画していた。

藤本常務は、SUV(スポーツ多目的車)市場の競争激化やセダン系車種のさらなる需要縮小などを背景に、「日本、米国、中国などで想定を下回る結果となった」と話した。

中国での販売は前年同期比21%減、日本も同20%減だった。米国は15%減で、セダン不人気のあおりを受けた新型モデル「マツダ3」の販売は想定より約3000台の未達となった。ただ、今後もインセンティブ(販売奨励金)を抑え、価格を維持する方針を続けるとしている。

20年3月期の連結業績予想は従来のまま据え置いた。営業利益は前期比33.6%増の1100億円となる見込み。リフィニティブが集計したアナリスト20人の通期営業利益の予測平均値は906億円となっている。

今期の売上高は3.8%増の3兆7000億円、純利益は26.7%増の800億円をそれぞれ見込む。世界販売も4%増の161万8000台と期初計画を維持する。

*内容を追加しました。

白木真紀 編集:内田慎一

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