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外債は増加、海外クレジット資産積み増し=明治安田生命運用計画
2017年10月25日 / 10:04 / 1ヶ月後

外債は増加、海外クレジット資産積み増し=明治安田生命運用計画

[東京 25日 ロイター] - 明治安田生命は25日発表した2017年度下期の運用計画で、外債残高を増加させる方針を示した。オープン外債は金利水準に留意しつつ、円高局面で重点的に積み増す。一方、ヘッジ付き外債は、円債とのトータルリターンの比較で優位なら積み増す。円債残高は横ばいとする方針。市場環境を考慮しつつ、金利上昇局面では買い入れを検討する。海外クレジット資産は、先進国を中心に高利回りが確保できる良質な案件を厳選し積み増していく。

 10月25日、明治安田生命は2017年度下期の運用計画で、外債残高を増加させる方針を示した。写真はロゴ、都内で2009年7月撮影(2017年 ロイター)

<クレジット投資強化>

同社の17年度上半期末のポートフォリオ状況によると、外債残高は貸借対照表計上額ベースで6兆4900億円(外貨建て保険対応資産除く)。償還があったため、簿価ベースでは16年度末比で横ばいとなった。上半期末でオープン外債とヘッジ付外債の保有比率はほぼ半々という。

米国の住宅ローン担保証券(RMBS)を買い入れたほか、6月から海外の公募社債への投資を本格化。メガバンクが海外で発行するTLAC(Total Loss-Absorbing Capacity)適格シニア債や、インフラ関連で海外企業が発行する私募債、ESG債券などクレジット投資を強化した。

円債残高は国内大手金融機関発行のAT1債(CoCo債=偶発転換社債=と呼ばれる債券の一種)やハイブリッド債を積み増したほか、「超長期金利の上昇局面を捉えて日本国債の買い入れも行った」(執行役副社長の山下敏彦氏)という。ただ償還も多く、簿価ベースでは500億円減少した。

<投資財源の4割を上期に投資>

国内株式は銘柄入れ替えの実施を行ったが、残高は横ばい。外国株式等はバンクローンファンドやインフラデットファンド、インフラエクィティファンドへの投資を実施した結果、300億円増となった。国内投資信託を含むその他証券は500億円増となった。

同社は今年度の投資財源を2兆円弱とし、このうち3割を国内・海外クレジット投資、3割を国内貸し付けやアウトソース、残りの4割を「可変対応」とし、金利・為替水準に応じて、円債とオープン外債、ヘッジ付き外債に効果的に配分する計画。上半期では年度の投資財源の4割程度の投資を進めてきたとしている。

下期については「相場が大きく変動する場面には備える必要がある」(山下氏)としたうえで、円債と外債との間で効果的な資産配分を引き続き進める。さらに、利回りの確保に向け、良質なクレジット資産の積み上げも継続していく考えだ。

長田善行、竿代真一

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