April 23, 2019 / 11:03 PM / 3 months ago

明治安田生命、オープン外債はやや増加=19年度運用計画

[東京 23日 ロイター] - 明治安田生命は23日発表した2019年度運用計画で、オープン外債の残高をやや増加させる方針を示した。ヘッジ付外債は増加、円債残高はやや増加を見込む。このほか国内株式はやや減少、外国株式等は減少を計画している。

 4月23日、明治安田生命は2019年度運用計画で、オープン外債の残高をやや増加させる方針を示した。ヘッジ付外債は増加、円債残高はやや増加を見込む。このほか国内株式はやや減少、外国株式等は減少を計画している。写真は同社のロゴマーク。2009年7月撮影(2019年 ロイター/Stringer)

18年度末のポートフォリオ状況(速報)によると、外貨建債券の残高は貸借対照表計上額ベースで7兆1200億円(外貨建て保険対応資産除く)。一般勘定全体の19%となった。簿価ベースでは17年度末比で2500億円増加(決算取引を除く)。オープン外債は2600億円減少した一方、ヘッジ付外債が5100億円増加した。

18年度末のオープン外債とヘッジ付外債の保有はそれぞれ4対6の割合。オープン外債が純減した一方、ヘッジ付外債が純増した。

円建債券は簿価ベースで同3500億円減少。超低金利環境が継続する中で慎重姿勢。AT1債(CoCo債=偶発転換社債=と呼ばれる債券の一種)やハイブリッド債を積み増したほか、超長期金利が上昇した局面で日本国債も買い入れた。事業債や住宅ローン担保証券(RMBS)も買い入れたが、償還が多かったため、全体として減少した。

国内株式、不動産の残高は横ばい。外国株式は減少した。

<不動産は安定的な賃料を期待>

19年度の投資財源2兆1000億円程度のうち、約25%を国内外のクレジット資産、約15%を国内貸付や外国投信、不動産などに配分。残りを円債とヘッジ付外債、オープン外債と国内株式のそれぞれの間で、市場環境に応じて配分割合を変更しながら振り分ける。

円債は、やや増加を見込む。説明会に出席した執行役副社長、荒谷雅夫氏は「現行の金利水準を考えると慎重に対応ぜざるを得ないが、ヘッジ後の外貨建て債券より優位にある場合はタイミングを捉えて円建ての公社債を組み入れていきたい」と述べた。AT1債やハイブリッド債などのクレジット資産も厳選して積み増すという。

ヘッジ付外債の残高は増加を計画。円建て債券と比較して投資妙味があれば積み増す。クレジット資産は、先進国を中心に高水準の利回りを確保できる案件を選んで積み増す。通貨分散も進めていく方針で「これまで米国債に軸足を置いてきたが、もう少しユーロについては前向きに考えていきたい」(荒谷氏)という。

オープン外債の残高はやや増加。一定程度の円高局面で積み増す機会をうかがう。ドル/円は100─115円で推移すると想定しており、このレンジの中で円高が進行すれば検討に入るとみられる。

荒谷氏は不動産について「中長期的にみれば安定的な賃料が期待でき、インフレヘッジ性もある」と指摘。その上で「これまでオフィスビルが中心だったので、採算性があうのであればホテルなどにも投資していきたい」と述べた。

18年度は横ばいだった国内株式は、やや減少を計画。ただ、ファンドを通じた投資については割安と判断される水準で積み増す。外国株式等は減少を計画するものの、外債ファンドや外株ファンドなどは積み増す。

今年度の相場見通し(レンジと年度末)は以下の通り。▼はマイナス。

日本国債10年物利回り ▼0.15%─0.15%   (年度末0.05%)

米10年債利回り    2.1%─3.0%      (同2.7%)

日経平均        2万0000─2万4000円 (同2万3000円)

米ダウ         2万4000─2万9000ドル(同2万7500ドル)

ドル/円        100─115円       (同110円)

ユーロ/円       115─135円       (同126円)

杉山健太郎  編集:内田慎一

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