September 28, 2015 / 8:08 AM / 4 years ago

ベンツ日本、今年ディーゼル車比率を倍増へ

 9月28日、独フォルクスワーゲンがディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題で揺れる中、独ダイムラーの高級車ブランド、メルセデス・ベンツ日本は、主力車種「Cクラス」のディーゼル車を発表した。6月撮影(2015年 ロイター/Danish Siddiqui)

[東京 28日 ロイター] - 独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)がディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題で揺れる中、独ダイムラーの高級車ブランド、メルセデス・ベンツ日本は28日、主力車種「Cクラス」のディーゼル車を発表した。

同社の上野金太郎社長は今後もディーゼル車の販売計画に変更はなく、国内のディーゼル車販売比率を昨年の4―5%から今年は倍の10%程度に引き上げる考えを示した。

メルセデス・ベンツ日本は9年前からディーゼル車を国内投入するなど力を入れており、今回は量販車種の「Cクラス」にディーゼル車を追加、10月1日に発売する予定。セダンとワゴンの2タイプで、ともに排気量2.2リットルの過給機(ターボチャージャー)付きエンジンを搭載。販売価格は559万―679万円。

上野社長は、VWの不正問題発覚後、同社として「販売への影響は出ていない」と指摘。同問題は「決してプラスになる要因ではない」とした上で、「積極的に継続的にディーゼルを展開していく」方針を示した。10月にはCクラスに続き、別の車種でもディーゼル車を追加する計画で、これにより国内で販売する26車種中、11車種がディーゼル車になる見込み。

上野社長は、今回のディーゼル車追加は「顧客からの要望がとても多くあった」ためと説明。ディーゼル車は長距離走行の燃費が良いことから「長距離を楽しむ方は選択肢の1つに入ってくる」と語り、日本でのディーゼル車市場の見通しについて「SUV(スポーツ多目的車)では特にディーゼルの特性が最大限に生かされる。全方位的に考えると、全体的なディーゼルの数は増えるという理解でわれわれは商売を進めている」と語った。

VWは欧米で排ガス規制をクリアするため、ディーゼル車の試験の際、有害物質の排出を低く抑える不正なソフトを搭載していた。上野社長は、VWの不正問題は「個人的に大変驚いているが、当社は各国の排ガス規制にきちんと対応している」と述べた。ダイムラーも排ガス試験時に不正ソフトを使用していたと報じられたが、25日に強く否定している。

白木真紀

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