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米製薬メルク、7─9月収益が市場予想超え 通期利益見通し引き上げ

米製薬大手メルクが27日発表した第3・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を超えた。写真は2018年7月、ニュージャージー州ローウェイで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[27日 ロイター] - 米製薬大手メルクが27日発表した第3・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を超えた。売上高は主力のがん免疫治療薬「キイトルーダ」が前年同期比20%増の54億ドル、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン「ガーダシル」では15%の23億ドルとなり、業績に貢献した。

新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬「ラゲブリオ」(モルヌピラビル)の売上高も小幅ながら想定を上回った。

キャロリン・リッチフィールド最高財務責任者(CFO)によると、為替ヘッジ戦略が功を奏し、全体の売上高に約3億ドルプラス寄与。海外の売上高の弱さをある程度、補ったという。

今年の1株利益予想は7.25─7.35ドルから7.32─7.37ドルに引き上げた。市場予想を調整利益ベースで0.14ドル上回る。

キイトルーダは2020年代の終わりに向けて特許が失効し始めるため、同社は新たながん治療薬を求めて買収交渉を模索しているとされる。ロバート・デービス最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で、「これが喫緊の課題であることは変わらない」と述べ、幾つもの可能性のリストを視野に入れていると説明した。リッチフィールド氏は、事業の売り手の期待する価格と市場評価が食い違うケースが続いているとし、価値評価での合意が案件達成の難しさの一つだと語った。

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