November 17, 2014 / 9:43 AM / 4 years ago

理論的に国債や金など購入可能=ECB専務理事

[フランクフルト 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は17日、ECBは理論的には国債や、金、株式、ETF(上場投資信託)などの資産の購入が可能だとの認識を示した。

 11月17日、欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事(写真)は、ECBは理論的には国債や、金、株式、ETF(上場投資信託)などの資産の購入が可能だとの認識を示した。1月撮影(2014年 ロイター/Ralph Orlowski)

非伝統的措置について聞かれ、同専務理事は「理論的には、国債や金、株式、ETFなどの資産の購入が含まれる」と答えた。

その上で、問題を抱える国の債券を保有した場合、ECBに対し金融政策の緩和を求める圧力がかかるなど、国債を購入するリスクについて警告した。

理事はフランクフルトで開催された銀行業の年次会合での講演で、「欧州経済が構造的に良好な状態にないのならば、金融政策の緩和は効果的に機能しない」と指摘。

そのうえで、公的債務の削減や構造改革に言及し、「政治的に責任のある人たちがECBに対するリスクの低下に明確にコミットしてくれるのならば、わたしはかなり安心できる」と述べた。

メルシュ氏はまた、ECBは追加策を検討する前に、ここ数カ月間に決定した景気支援に向けた緩和策の効果が出るのを待つ必要があるとの認識を示した。

国債などの買い入れについては、「可能な選択肢はすべて、費用と便益の分析が必要で、効率性や法律上の実現可能性も確認が必要だ」とした。

メルシュ氏は、米連邦準備理事会(FRB)による大規模な国債買い入れは意図した役割を果たしたかもしれないが、ユーロ圏は米国よりも銀行貸出への依存が高いため、状況が異なると指摘した。

また、日本が第3・四半期に予想に反してリセッション(景気後退)に陥ったことに触れ、日本での量的緩和(QE)の効果に疑問を呈した。

メルシュ氏は、QEは銀行の資金調達環境を改善する可能性があると認めながらも、すでに極めて好ましい環境にあるとした。

銀行による企業や家計への貸し出しを促進するため、ECBはすでにカバードボンドを購入しており、資産担保証券(ABS)も「数日内」に買い入れを始めると述べた。

*内容を追加して再送します。

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