[バルセロナ 30日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は30日、同クラブのエースFWリオネル・メッシのケガに言及。次節のセビリア戦で休養させる可能性を示唆した。
メッシは18日のアスレチック・ビルバオ戦で太ももの筋肉を痛め、イタリア、スペインとの代表戦も欠場。29日のトレーニングセッションでは半分しかこなせなかった。バルベルデ監督は会見で、「まだ少し違和感があるようで、もし肉離れにつながりでもしたら状況はかなり深刻になる」と述べ、慎重な姿勢を示した。
現在リーグ戦首位のバルセロナは、2位アトレチコ・マドリードに勝ち点11差をつけて首位。セビリア戦でのメッシ不在が国内リーグ制覇に影響を及ぼす可能性は低い。しかし4月4日には欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でローマ(イタリア)をホームに迎えるなど、今後22日間で7試合という厳しい日程を控えている。
バルベルデ監督は、「明日の試合(セビリア戦)も大事だが、試合を次々に控えており、選手へのリスクを考えることも必要だ」と語った。