[28日 ロイター] - フェイスブックを傘下に置く米メタ・プラットフォームズは一部の従業員を対象にボーナス支給額の引き下げを計画している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が28日、社内メモを基に報じた。
2023年末の人事査定で「期待を大部分満たした」と評価された従業員は、24年3月に支給されるボーナスが基準の65%となり、従来の85%から引き下げられ株式報酬も抑えられる。
年2回の人事査定も再開するとしている。
メタの広報担当者はロイターの取材に対し、人事査定のプロセスを変更しており、昨年の経験や反響を考慮し、将来に向けて最適化していくと回答した。「こうした変更は人員整理とは関係ない」と説明した。
メタは14日、新たに1万人を削減すると発表した。まだ採用に踏み切っていない約5000人のポジションの採用も見送る方針を示した。
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