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急落のメタ株、多くのヘッジファンドが保有

 2月3日、最近のデータによると、急落した米メタ・プラットフォームズの株式は、多くのヘッジファンドが保有していた。写真はメタ・プラットフォームズのロゴ。2021年10月に撮影(2022年 ロイター/Carlos Barria)

[トロント 3日 ロイター] - 最近のデータによると、3日に急落した米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の株式は、多くのヘッジファンドが保有していた。

ゴールドマン・サックスによると、メタは昨年9月末時点で、ヘッジファンドの間でマイクロソフト、アマゾンに次ぐ投資先となっていた。

昨年9月末時点でメタ株を保有していたヘッジファンドは、ウエリントン・マネジメント・グループ、サンダース・キャピタル、タイガー・グローバル・マネジメント、ポーレン・キャピタル・マネジメント、ローン・パイン・キャピタル、ソロバン・キャピタル・パートナーズ、エガートン・キャピタル、マーシャル・ウェイスなど。

この8ファンドは9月末時点で合計6200万株以上のメタ株を保有。メタ株を継続保有し、ヘッジをしていなかった場合、総額50億ドル以上の含み損が出たことになる。

リフィニティブのデータによると、ヘッジファンド以外では、バンガード・グループ、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー、ブラックロック・インスティチューショナル・トラスト・カンパニー、ティー・ロウ・プライス・アソシエイツ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが、メタ株を保有していた上位5社の機関投資家となる。

上位10社には他に、キャピタル・インターナショナル・インベスターズ、キャピタル・ワールド・インベスターズ、キャピタル・リサーチ・グローバル・インベスターズ、ジオード・キャピタル・マネジメント、ノルジェス・バンク・インベストメント・マネジメントが入っている。

サセックス・パートナーズのジム・ニューマン最高投資責任者は、こうしたファンドが、ヘッジや決算発表前の株式売却でリスクを回避していた可能性もあると指摘した。

ヘッジファンドの昨年第4・四半期の保有状況は2月中旬に明らかになる見通し。

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