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EXCLUSIVE-米メタ、今年のエンジニア採用計画を縮小 景気悪化の逆風強まる

[30日 ロイター] - フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は30日に従業員に対し、2022年のエンジニア新規採用計画を最低でも3割縮小すると明らかにした。

 6月30日、「もっと仕事の優先順位を考えて業務の無駄を省き、効率的なチーム運営をしなければならない」――。フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズのコックス最高製品責任者(CPO)が従業員を叱咤激励するこうしたメモを記し、同社が厳しい経営環境に置かれていることが改めて示された。2020年1月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

同氏は従業員からの質疑応答で「私の見立てでは近年で最悪級の景気悪化に見舞われている可能性がある」と述べた。ロイターが音声を確認した。

エンジニア採用数は従来の1万人前後から6000─7000人程度まで減らすと述べた。

これに加え、自然減で空席となっている職務の一部は補充しないとし、より高い目標を達成できない従業員を削減するよう指示すると語った。

「実際問題として、この会社にいるべきではない人がおそらくかなりいる」とし、圧力を強めることで一部の従業員が自主的に会社を去ることも望んでいると話した。

ロイターはまた、クリス・コックス最高製品責任者(CPO)が記した社内メモを30日に確認。「もっと仕事の優先順位を考えて業務の無駄を省き、効率的なチーム運営をしなければならない」と従業員を叱咤激励する内容で、同社が厳しい経営環境に置かれていることが改めて示された。

「われわれが深刻な局面にあり、猛烈な逆風を受けていると強調する必要がある。成長が鈍化し、各チームとも多くの新しいエンジニアの加入や膨大な予算が期待できない環境で、完璧な業務遂行が求められる」と訴えた。

メタは今年に入って売上高やユーザー数の伸び悩みに見舞われ、経営幹部から相次いで弱気の見通しが示されている。2月には四半期ベースで創業以降初めて1日当たりユーザー数が減少に転じたと発表し、株価が急落した。

一方同社は今、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などに対抗するため傘下のフェイスブックやインスタグラムにいわゆる「発見型コマース」の要素を取り入れることや、拡張型現実(AR)と仮想現実の技術の将来性に賭けた巨額投資という大きな戦略転換の時期を迎えている。

コックス氏はメモで、この発見型コマースを支えるのに必要な人工知能(AI)を動かせるようにコンピューターの処理能力を高めるため、年末までにデータセンターのグラフィックチップを5倍に増やす必要があると説明した。

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