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欧州金属業界、低炭素化でEUに国内メーカー支援認めるよう要請

 1月18日、欧州非鉄金属業協会(Eurometaux)は、低炭素エネルギーへの移行に不可欠なアルミニウム、亜鉛、シリコンの供給を確保するため、こうした非鉄金属の国内メーカーを公的資金で支援することを加盟国に認めるよう欧州連合(EU)に要請した。写真はEUの旗。ブリュッセルで2019年10月撮影(2022年 ロイター/Yves Herman)

[ロンドン 18日 ロイター] - 欧州非鉄金属業協会(Eurometaux)は、低炭素エネルギーへの移行に不可欠なアルミニウム、亜鉛、シリコンの供給を確保するため、こうした非鉄金属の国内メーカーを公的資金で支援することを加盟国に認めるよう欧州連合(EU)に要請した。

EU域内ではアルミニウムや亜鉛の精錬所の半数以上が生産能力を削減あるいは一時閉鎖しているほか、記録的な電力価格高騰と供給混乱でシリコンの生産も削減されている。

欧州非鉄金属業協会は、欧州委員会のフォンデアライエン委員長に宛てた書簡で、EUでは全体の約30%に相当する65万トンの一次アルミニウム生産能力が一時的に失われたと窮状を訴え、金属業界でさらなる減産や工場閉鎖のリスクがあると指摘。欧州での金属供給不足は二酸化炭素排出量のより多い輸入で補わざるを得ないと警告した。

欧州のこうした状況は、工業用金属の主要生産国である中国への依存度を高めてもいる。

欧州非鉄金属業協会は書簡の中で、EU加盟国が国内産業を素早く支援できるように明確な条件とルールを規定する緊急公的支援枠組みの迅速な策定を提案。市場の安定化に向けた戦略ガス備蓄の活用も挙げた。

このほか、中期的には、企業が再生可能エネルギー由来の電力を購入する契約(コーポレートPPA)を支援する制度をEUが後押しすることを提案した。

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