June 28, 2019 / 3:46 PM / 4 months ago

メキシコペソ、7月は18.5─20ペソで変動予想 外部環境にらみ

 7月のメキシコペソは1ドル=18.5─20ペソでの変動が予想されている。写真は2017年8月撮影(2019年 ロイター/Edgard Garrido)

[メキシコ市 28日 ロイター] - 7月のメキシコペソは1ドル=18.5─20ペソでの変動が予想されている。北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の米批准待ちとなっているほか、トランプ米大統領による関税の脅威もくすぶっているという。

第2・四半期(4─6月)のメキシコペソはやや上昇する見込み。ただ、メキシコ国営石油会社ペメックスの巨額債務や米中貿易摩擦、米金利の行方などに起因する課題に直面するという。

バノルテの金利・為替戦略部門ディレクター、アレハンドロ・パディラ氏は「7月は変動が大きくなるだろう。ペソは主に国際的な問題に左右されそうだ」と述べた。

メキシコは米国への不法移民対策を打ち出すことによりトランプ大統領の関税の脅威を回避したが、45日以内に不法移民の数を減らすことができなければ協議を再開するとしており、その期限が近づくにつれ、投資家の懸念は高まっている。

ナティクシスの中南米担当チーフエコノミスト、ベニート・バーバー氏は「問題はトランプ米大統領が十分だと判断するかどうかだ」と語った。

バーバー氏は1ドル=18.50─19.75ペソでの変動を想定。米国が問題なくUSMCAを批准し、トランプ米大統領がメキシコの不法移民対策に満足した場合、ペソは1ドル=18.50ペソ近辺で推移するとした。

USMCAの米批准を巡っては、共和党が8月の休会入りまでに批准を巡る採決を求める一方、下院の多数派である民主党は採決を急がない構えを示している。

バンコ・ベースによると、USMCAが米議会を通過せず、トランプ大統領による関税の脅威が再びメキシコに降りかかった場合、ペソは昨年12月以来の安値水準となる1ドル=20ペソに減価すると予想されている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below