July 10, 2019 / 3:46 AM / 2 months ago

メキシコ、景気後退は差し迫っていない=新財務相

 7月9日、メキシコのエレラ新財務公債相(写真)は、景気後退が差し迫っているとは思わないとの認識を示した。写真はメキシコシティ で撮影(2019年 ロイター/Carlos Jasso)

[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコのエレラ新財務公債相は9日、景気後退が差し迫っているとは思わないとの認識を示した。

第1・四半期のメキシコ経済はマイナス成長で、アナリストの間では景気低迷がさらに続くとの見方が多い。

エレラ氏は、財務公債相への指名後初めて開いた会見で「景気後退が近いとは思わない。グローバルなレベルでは減速が見られるが、(メキシコが)景気後退に近いとは到底考えられない」と述べた。

同国では9日、ウルスア財務公債相が「過激」な経済政策を理由に辞任。ロペスオブラドール大統領は後任に経済運営で定評のあるエレラ財務次官を充てる人事を直ちに発表した。

メキシコ統計局は今月末に国内総生産(GDP)統計を発表する。第1・四半期のGDPは前期比0.2%減と、2018年第2・四半期以来のマイナス成長となった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは最近の顧客向けリポートで「メキシコは事実上、景気後退に陥ったようだ。昨年第4・四半期の経済はほとんど成長しておらず、今年第1・四半期はマイナス成長となった。当社は第2・四半期もマイナス成長となり、メキシコが景気後退に陥ると予想している」と述べた。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、メキシコ政府による予想のつかない政策と多額の負債を抱える国営石油会社ペメックスを巡る問題でメキシコの経済・財政見通しが厳しくなっていると指摘している。

エレラ氏は、財政面の優先課題は変わっていないとし、政権がマクロ経済の安定を優先課題にしており、責任ある財政運営を行うと表明。今年の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字をGDP比1%とすることを目標にすると述べた。

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