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米フロリダ州マンション崩落、最後の犠牲者を発見・特定

 米南部フロリダ州サーフサイドで6月24日に発生したマンション崩落事故で、最後の行方不明者としてリストに残っていた犠牲者の遺体が発見・特定された。これにより、最終確認された死者数は98人となった。4日撮影(2021年 ロイター/Marco Bello)

[26日 ロイター] - 米南部フロリダ州サーフサイドで6月24日に発生したマンション崩落事故で、最後の行方不明者としてリストに残っていた犠牲者の遺体が発見・特定された。これにより、最終確認された死者数は98人となった。地元マイアミデード郡トップのダニエラ・カバ氏が26日明らかにした。

最後の犠牲者の遺体は捜索チームが7月20日に発見、その後検視チームが身元を特定し、26日の発表に至ったという。

マイアミデード郡の消防が24時間体制で行なっていた新たな犠牲者の捜索は、23日に打ち切られた。

マイアミデード郡のトップは26日、記者会見で、サーフサイドにおける捜索・救助活動は「フロリダ州史上、ハリケーン以外の非常事態対応としては最大規模となった」と述べた。

そのうえで、「この英雄的かつ持続的な捜索のおかげで、きょう、最後の犠牲者の遺体が発見・特定され、家族に知らせたことを報告できた」と述べた。

さらに、がれきの中にこれ以上犠牲者はいないとみられているが、警察ががれきをさらに捜索し、遺体の一部や所持品を見つけて遺族らに返還していくと説明した。

犠牲者のうち97人は崩落時に死亡、1人は搬送先の病院で死亡した。

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