[25日 ロイター] - 半導体大手の米マイクロン・テクノロジーと台湾ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス(聯華電子、UMC)は、知的財産を巡る法廷係争での主張を互いに取り下げることで合意した。
両社が25日に別々に出した発表文によると、UMCはマイクロンに一時払いを行うが、額は公表されていない。主張取り下げを決めた理由も明らかになっていない。
マイクロンはUMCが企業秘密を中国の政府系企業に流出させたと主張してきた。UMCはマイクロンの中国にある2つの子会社による特許侵害を訴えてきた。
UMCは昨年、マイクロンからの企業秘密窃盗で有罪を認め、米当局から6000万ドルの罰金を科されている。
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