[ヘルシンキ 25日 ロイター] - 米マイクロソフト が、携帯電話の設計・製造事業から撤退するもようだ。フィンランドのヘルシンギン・サノマット紙が関係筋の話として報じた。
マイクロソフトのフィンランド現地法人は、25日に同国の携帯電話開発会社を招いて会議を開いたことは認めたが、報道に関するコメントは控えた。
マイクロソフトは2014年、同国の通信機器大手ノキア から携帯電話事業を買収した。ただ事業を好転させるには至っておらず、同部門は昨年75億ドルの評価損を計上。18日には初心者向け電話の事業を3億5000万ドルで売却すると発表したが、ノキアのスマートフォンブランド「ルミア」の開発は継続するとしていた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」