May 17, 2019 / 7:00 AM / 2 months ago

マイクロソフトとソニーが戦略的提携、クラウドゲームやAIで

[サンフランシスコ 16日 ロイター] - ソニー(6758.T)と米マイクロソフト(MSFT.O)は16日、クラウドゲームなどで戦略的提携を締結したと発表した。マイクロソフトのクラウドを利用し、ゲームやコンテンツをオンライン配信するほか、画像センサーの共同開発も検討する。

 5月16日、ソニーと米マイクロソフトは、クラウドゲームなどで戦略的提携を締結したと発表した。マイクロソフトのクラウドを利用し、ゲームやコンテンツをオンライン配信するほか、画像センサーの共同開発も検討する。写真はロサンゼルスで2016年6月撮影(2019年 ロイター/Lucy Nicholson)

今回の提携は初期段階の取り決めで、今後詳細を詰めていくという。ソニーの「プレイステーション」とマイクロソフトの「Xbox」はともにネットワーク機能を備える家庭用ゲーム機器として確固たる地位を確立してきた。今後はクラウド型ゲームの分野で手を組む。

ソニーの吉田憲一郎最高経営責任者(CEO)は発表文で「長年にわたり、マイクロソフトは競合する領域もあるが、私たちにとって重要なビジネスパートナーだ」とコメント。「両社による将来のクラウドソリューションの共同開発が、インタラクティブコンテンツの進歩に大きく貢献すると信じている」としている。

ソニーの株価は17日の取引で約11%急騰。マイクロソフトは16日の米株式市場を2%高で終了している。

マイクロソフトは今回の提携を追い風に、最近業績のけん引役となっているクラウドコンピューティングサービス「アジュール」を強化し、クラウド市場で首位を走るアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)に攻勢をかける考え。

アマゾンは、ゲーム動画配信サイト「ツイッチ」の買収を通じてゲーム市場にも参入を果たしており、ゲームメーカーに対する技術提供を行っている。

発表によると、ソニーが強みを持つ画像センサー(半導体)とマイクロソフトの人工知能(AI)技術を組み合わせて法人顧客向けの新しい高機能画像センサーを共同開発する可能性も探る。両社はどのような分野での利用を想定しているのかは明らかにしていない。

AI搭載カメラは現在、生産ラインを流れる製品の不良品を検知するなどの目的で使われており、人間の目で検査するよりも正確とされている。

さらに、マイクロソフトのAI技術をどのようにソニーの消費者向け製品に搭載するかについても検討する。

マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、ソニーはエンターテインメントとテクノロジーの領域を常に主導してきたとした上で、今回発表した両社の協業は「このイノベーションの歴史を前進させるものとなる」とコメントした。

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