June 17, 2019 / 12:17 AM / 3 months ago

米はイランとの戦争望まず、国際的な対応模索=米国務長官

[ワシントン 16日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は16日、米国はイランとの戦争を望んでいないが、中東の石油輸送の要衝における航行の安全を確保するため外交を含めあらゆる手段を講じるとの考えを示した。

長官はFOXニュース・サンデーのインタビューで、ホルムズ海峡に近いオマーン湾で13日に起きたタンカー攻撃に関連し、「戦争はしたくない。抑止のためできることをやってきた」と述べ、「イランによるこうした行動を抑止するため米国が取り組みを継続することをイランは非常に明確に理解すべきだ」と強調した。

タンカー攻撃にイランが関与したとの米政府の見解も擁護し、前週公開した映像のほかにも証拠があると指摘。「情報機関は多くのデータと証拠を持っている。国際社会もその多くを見ることになる」と述べた。

また、石油輸送の要衝における航行の安全を確保するため「外交およびその他のあらゆる措置」を講じると表明した。その上で、15日に複数の外国当局者と電話でタンカー攻撃について協議したとし、国際的な対応を検討していると明らかにした。

ホルムズ海峡における航行の自由に大きく依存する国として日本や中国、韓国、インドネシアに言及し、「(これらの国が)自国の経済や国民に対するリスクやイランによる常軌を逸した行為を認識すれば、米国に加わると確信している」と語った。

これとは別にCBSのインタビューでは、軍事行動の可能性にも含みを残した。ただ、どのような形があり得るかについては言及を控えた。

米議会共和党の保守派議員からは16日、トランプ政権に強い対応を求める声も上がった。

6月16日、ポンペオ米国務長官(写真)、は、米国はイランとの戦争を望んでいないが、中東の石油輸送の要衝における航行の安全を確保するため外交を含めあらゆる手段を講じるとの考えを示した。ベルリンで5月撮影(2019年 ロイター/Fabrizio Bensch)

上院軍事委員会や情報特別委員会のメンバーを務めるティム・コットン議員はCBSで「商船への一方的な攻撃は軍事的な報復攻撃を正当化する」とし、トランプ大統領には米国の法律上、その権限がすでにあると指摘した。

共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス議員もNBCで、ホワイトハウスが議会への説明を行っているとした上で、「軍事行動に発展する状況は見たくないが、イランに立ち向かう必要がある」と語った。

一方、下院情報特別委員会のアダム・シフ委員長(民主党)はCBSで、タンカー攻撃へのイランの関与を示す証拠は「説得力がある」としながらも、米国が国際社会で孤立していることを理由に、海上交通路の保護や制裁発動で各国の支持を得られるかどうか疑問を示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below