July 31, 2018 / 5:41 AM / 4 months ago

シリア難民の女性ら、レバノンの美容学校で研修 自立目指す

 7月30日、レバノンに住むシリア難民の女性や少女ら約20人が、美容師になる夢をかなえるため、仏化粧品大手ロレアルの支援で半年間の研修を受けている。写真右は、マネキンで洗髪を練習する15歳のヌールさん。7月25日撮影(2018年 ロイター/MOHAMED AZAKIR)

[バールエリアス(レバノン) 30日 ロイター] - レバノンに住むシリア難民の女性や少女ら約20人が、美容師になる夢をかなえるため、仏化粧品大手ロレアルの支援で半年間の研修を受けている。

美容学校となっている同国中部ベッカー高原のサロンでは、世界各国で認められる資格を取るため、難民の研修生らがマネキンを使用した洗髪などを練習中だ。15歳のヌールさんは「人生に打ちのめされることもある。だから、自分の足で立てるようにしなければ」と話す。

シリアのイドリブ県で育った後、祖国を追われた。いつか祖国かレバノンで美容院を持ちたいと考えているが、「何が起きるか分からない。研修を続けられなくなるかもしれない」と言う。

レバノンは、人口に占める難民の比率が最も高い国。4人に1人が難民だ。

このサロンのあるバールエリアスは、シリア国境から10キロメートルしか離れておらず、多くのシリア難民が移住。現地の人口は2倍になり、サービスを圧迫し、雇用機会は減った。

シリア軍はイランやロシア軍の支援により領土を回復しつつあり、レバノンはシリア難民に帰国を呼び掛けている。だが、難民の多くはまだ、故郷へ戻ることを恐れている。そうした人々がレバノンで、合法で安定した仕事を見つけるのは難しい。多くが支援に頼ったり、農業や建設業など実入りの良くない仕事で糊口をしのいでいる。

シリアの戦争で夫を失い、子供らとレバノンに逃げてきたマナルさん(30、仮名)は「教育を受けていないことが、私にとっては最大の打撃だった。どんな仕事にも就けない」と話し、この美容学校で資格を取って家族のために最善を尽くしたいと意気込んだ。

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